初めての、競技ゴルフにも・・・
突然ですが・・・
競技ゴルフって、興味ありませんか?
競技ゴルフと言うと、テレビ中継があるプロゴルファーのトーナメントとを想像される方が多いと思います。
プロゴルファーの試合だと、ストロークプレーと、マッチプレー(あまりやってないですが・・・)があります。
ストロークプレーは、説明するまでもありませんが、一般的なゴルフのスコアで順位を決めるもので、マッチプレーはホール毎に勝敗をつけ、勝ち数の多い方が勝ちとなります。(マッチプレーは2人で行います)
話はそれましたが、アマチュアが参加できる競技ゴルフは、プロゴルファーがやっているような、ストロークプレーやマッチプレーもありますが、実は他にも様々なルールの競技ゴルフがあります。(本来のゴルフルールにはないものも多くあります)
今回は、ゴルフライフ株式会社が主催する「スクランブルゴルフツアー」をご紹介させていただきたいので、
競技ゴルフはちょっと・・・
という方に、是非見ていただきたいです。
スクランブルって、どんな競技?
まずは、どんな競技方法かと言うと、簡単に言ってしまえば、4人1チームでホールアウトするまで、1打1打ベストボールを選択しながら、プレーしていくスタイルです。
まずは、全員でティーショットをして、4球のなかから好きなボールを選択して、2打目をそのボールの場所から4人で打っていくのです。
グリーン上も同じなので、パターも同じスタイルで行うので、同じラインを4人でパットすることになります。
ティーショットが、上の絵の様になった場合、3番はウォーターハザードなのでもちろん選択しません。
4番は距離が出ていないので、選択しません。
ここで迷うのが、残り距離が短いがラフに入っている1番か、少し残り距離が長くなるが、フェアウェイの2番か、
普通のストロークプレーでは経験がない選択になるのですが、ここでは実際のライや、ピン位置、グリーンの傾斜などを考慮してチームで決めて打ちます。
こんな感じで、選んだボールにマークをして、そこから4人で打っていきます。
打つ順番も自由なのですが、最初の人が安全なショットをすると、残りの人は普通のストロークプレーではしないような強気な攻めもできるのが、このルールの醍醐味の一つです。
グリーンでも同じで、ラインをチーム全員で読み、ここでも打つ順番も自由です。
最初の人は、確実にホールまで打つことで、確実にラインを見せる役割を果たせる事が理想であったりするので、特にパターは打順が重要になります。大事なパーパット(このルールですと、アンダーが当たりまえで、最低でもパーという感じなので・・・)で、最初の3人が外してしまうと、
ドキドキ・・・ です(笑)
※実際は、笑えないですが・・・(笑)
ルールがあるから、競技は楽しいんです!
ここまで、聞くと「簡単なルールでつまらない」という声も聞こえそうですが、
実はルールで特別な
縛りがあるんです・・・
それは、
最低でもチーム全員とも4回自分のティーショットを選ぶ必要があるんです。
<<ルールより引用>>
1 チーム 4 名のエントリーとし、ティショットにおいて 18 ホール(ショートホール含)ラウンド中、1 人最低 4 ホール
のティショットを選択しなければならない。
私も最初に聞いたときは、「18ホール中4回?!楽勝でしょ!!」って考えてました・・・
実は、全然楽勝じゃないんです!!!
話は簡単なんですが、1人4ホールなので、チームの他の3人も4ホール選ばれる必要があるので、
4人×4ホール = 16ホール
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そうです、余裕は2ホールしかないんです!!
当たり前の話なんですが、最初に説明した通り、4人のベストボールを選ぶ過程で、3人がフェアウェイで自分がラフであれば、自分のボールを積極的に選ぶ事は考えにくいので、自分が3人に勝るショットを4回もする必要があるんです・・・
但し、これは個人が考える「負のイメージ」の部分ですが、ここはチーム戦なので、残りの3人も敵ではありません。
4人の長所をいかして、「ロングホールで選びたい」、「ショートホールで選びたい」、「安定しているから、後半で多く選びたい」など、チームとしての駆け引きが出るのです。
最悪なのは、18番で3ホールしかまでティーショットを選択していないなんて状況です。
前述の通り、「最低でもパー」を求められるゴルフのなかで、18番ホールで自分のティーショットを選ぶ事が確定している中での、ティーショット・・・
考えたくもないです・・・・(-_-;)
今までゴルフ場で、経験したことのないような、プレッシャーを感じることができるでしょう(笑)
冗談はさておき、4人のベストボールというスタイルはスコアもよく(ハマれば10アンダーなども全然出ます)、程よい競技の緊張感も味わえるので、競技ゴルフ初心者にも楽しめる競技スタイルだと思います。
チーム戦以外にも、2人で参加するダブルス戦などバリエーションも多く、全国で開催されているので、是非ご参加検討してみてはください!!
注意)私は関係者じゃありません・・・(笑)